糖質制限はじめたらコレステロール値があがっちゃた!?
こんにちは(^_^)
あなたを内側から輝く健康的な美しさへ導く!B3style美脚美尻アドバイザー
安江歩(やすえあゆみ)です。
糖質制限始めたらコレステロール値があがっちゃったけど大丈夫ですか?
こんな質問をいただきました。
コレステロール値ってなに?
コレステロールは、人体にとって必要不可欠な、重要な構成成分のひとつ。
生体のあらゆる細胞膜の構築に必須の物質です。
そしてコレステロールは、とかく悪者にされがちですが、実は、細胞膜や男性ホルモン、女性ホルモンなどの原料として人体に必要不可欠な大切な物質です。
※ちなみに食事から摂取するコレステロールを控えればコレステロール値が下がる、というわけではありません。
コレステロール値を判断する基準として、LDLやHDL、LDL/HDL比があります。
LDL・・・コレステロールを抹消組織に運ぶ役割
HDL・・・抹消組織で余ったコレステロールを肝臓に運ぶ役割
LDL/HDL比・・・LDLとHDLの割合
糖質制限をすると起こりやすいコレステロール値の変化
わたしのそうですが、まず総コレステロール値が上がります。
普通、コレステロール値が上がるとヤバイ!って思いがちですが、ここで大切なのがLDL/HDL比です。
総コレステロールが上がったとしても、LDLとHDL(特にHDL)が増えていれば比率が基準値を超えないことが多いようです。
実際、2005年に日本動脈硬化学会で報告された、青森県立保健大の嵯峨井勝教授の調査や日本循環器学会で報告された北海道大学の佐久間一郎氏の分析では、「総コレステロール高値と心筋梗塞は無関係」という結果がでているようです。
問題となるのは中性脂肪が多く、HDLが低くて、LDLが高い場合。
このような状態になると血管に負担がかかり、動脈硬化などの危険が高まる可能性が出てきます。
ちなみにご相談があった方の比率は(医療機関で基準が異なりますが)『2.4』で基準値内で、HDLは前年比アップ、中性脂肪は変化なし、体重体脂肪は減少でした。
いろいろ調べてみたところ、一番しっくりきたのが、
『糖質を摂取している人の基準と糖質制限している人の基準が違う可能性が高い』ということ。
たしかに、健康診断などで基準となっているのは、『摂取カロリーの60%を炭水化物から摂取している人』なので、たしかに!と思いました。
糖質制限をしっかりしている人の基準というものが今はないと思うのですが、そのうちこういう基準も出てくるかもしれませんね。
まとめ
糖質制限をしているときは・・・
◎エネルギー摂取の割合が変わるため、総コレステロール値が上がる傾向がある
◎中性脂肪が低いかどうか、LDL/HDL比が基準を大きく超えていないかどうかが大切
(正しく糖質制限をすることで逆に体脂肪や中性脂肪は減少しやすくなります)
☆HDLを増やして、LDL/HDL比を下げることを目標に!
(HDLを増やすためには、消費カロリーの多い継続的な運動が有効です)
☆糖質制限をしていて、体調が良いかなど自分の体の反応を常に確認する。
『一つの方法や概念に固執せずに、自分に合っていて、しっかり変化が伴い、継続できる方法』
が健康的にダイエットするためにはとても大切だと思います(^O^)
糖質制限も正しく実施しなければ、健康や美容を害してしまう可能性がありますからね・・・
糖質制限に限らず、ダイエットを行う場合は、正しい知識を身につけて行うことが、あなたの『健康・美容』を守り、『結果』を出す近道だと思います。
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